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Environment 地域計画・環境・交通分野

事例紹介:道路交通計画

道路交通計画

まちの骨格を担う幹線道路等の整備については、構想から実現までに多くの時間とお金を費やします。

私たちは、道路の必要性や整備効果を検討し、望ましい道路網の計画を行い、道路整備計画を策定し、道路事業を評価しています。

検討の過程においては、プローブデータなどのビッグデータを用いた現況把握、将来交通量推計や交通シミュレーションによる分析、施策検証というように多様な検討ツールを活用し、取り組んでいます。

担当技術者から一言

普段、私たちが利用している道路では、各地で渋滞・事故等の様々な問題が起こっています。私はまだ駆け出しですが、そういった諸問題が起こる要因等の分析や、解決策の提案に携わっています。交通量調査を行い、その結果を基に交通シミュレーションでの分析結果から、信号現示の変更やレーンの増設等、改善すべき点を特定します。解決が困難な場合も多くありますが、やりがいのある仕事です。

主な業務実績

交通影響分析に交通シミュレーション技術を活用

交差点渋滞シミュレーション業務

バイパスのランプ部交差点を中心に著しい渋滞発生を背景に、これまでの需要率計算による施策検討に対して、動的な交通シミュレーションを実施して、交差点の改良計画などの施策の効果検証等を行いました。

高速道路整備後の状況を分析して整備効果を評価

自動車専用道路整備効果評価業務

自動車専用道路の整備供用後における効果の検討・評価を実施しました。評価指標に応じた調査手法として、カメラ撮影によるナンバープレート調査、アンケート・ヒアリング調査、モバイルトラフィックカウンターによる計測、民間プローブデータの解析等を行いました。

道路網の課題箇所における機能強化を検討

幹線道路網調査業務

自動車専用道路において課題となっていた通行規制時の迂回路検討において、交通量推計、需要率分析、民間プローブデータ等による分析整理を行い、効果を検証するとともに、道路ネットワーク強化の必要性検討を行いました。

その他業務実績

  • 業務名
  • 発注者
  • 概要
業務名
JR山陽本線(東加古川駅付近)道路予備設計
発注者
兵庫県土整備部
加古川土木事務所
概要

本業務は,JR東加古川駅付近のJR山陽本線の連続立体交差事業に伴い、JR山陽本線と交差する2本の県管理道路「(都)神野別府港線」及び「(都)本荘加古線」について,道路の幅員や線形・施工方法等の検討による道路予備設計を行った。また完成時の交通量推計や施工時の仮設踏切による交通影響の把握等の交通検討を行った。

業務名
国道8号他事業効果説明資料作成業務
発注者
国土交通省近畿地方整備局
滋賀国道事務所
概要

事業進捗に寄与することを目的に、国道1号水口道路、国道8号米原バイパス、国道161号湖北バイパスの事業の必要性や整備効果等についてとりまとめた事業評価監視委員会説明資料を作成した。

業務名
和歌山県道路網整備計画策定業務
発注者
和歌山県県土整備部
道路局道路政策課
概要

長期総合計画に基づき、高速道路の整備効果を県内全域、さらには近畿全域へ波及させるため、高速道路とあわせて府県間道路やX軸ネットワーク道路、川筋ネットワーク道路の整備に重点を置いた、次期道路整備計画(案)を策定した。

業務名
道路交通センサスに基づく交通需要分析及び都市計画道路整備プログラム策定支援業務
発注者
堺市建設局
概要

市域の将来道路網を対象とした交通量配分・分析を行い、将来交通流動の予測を行うとともに、将来交通特性や課題を抽出しました。また、都市計画道路の未整備路線・事業中路線を対象に各路線の費用便益比の算出を行い、市域の都市計画道路の未整備路線を対象にした整備プログラムの策定に必要な基礎資料作成を行いました。

業務名
渋滞対策調査・測量・設計業務
発注者
奈良県北葛城郡上牧町
概要

交差点を取り巻く交通環境の変化に対応するべく、開業予定の大型商業施設に対する交通需要を見込んだ交通シミュレーションを実施し、総合的な交通処理計画(渋滞対策、交通安全対策)の検討を行った。

業務名
道路網調査業務
発注者
国土交通省近畿地方整備局
奈良国道事務所
概要

一般国道の利用状況や交通流動を現地調査で把握するとともに、周辺環境や地滑り地帯の有無などの文献等の調査を実施し、中山間部における道路ネットワーク強化の必要性を検討した。交通流動調査においては、ナンバープレート観測を行いトンネル部での大型車等の離合状況を調査した。