1. ホーム >
  2. 事業分野 >
  3. 道路グループ >
  4. 事例紹介:道路防災

Road 道路グループ

事例紹介:道路防災

道路防災

 近年,東日本大震災や度重なる台風など災害発生は顕著となっています。道路は人や車が通行するだけではなく,災害時の避難経路や避難空間,物資の輸送や空間機能としての災害緩和と言った役割も持っており,道路防災に求められる役割は徐々に大きくなっています。そういった役割を持つ,道路防災業務を積極的に実施しています。

・法面防災点検

・道路啓開図作成

・災害復旧設計

災害による影響を減らすための防災点検を実施します

 地震や台風による土砂崩れ等は表面のみではなく,地盤の奥まで確認する必要があります。

 過去に作成されたカルテを基に現地踏査を行い,必要に応じて打音調査や熱赤外線調査を実施し,災害時に通行止めが発生しない,また発生時の被害を最小限とする道路防災点検を実施しています。

災害時の復旧に配慮した資料作成を行います

  災害は発生しないのが一番ですが,発生時には速やかな現況復旧が望まれます。

 復旧に際しては,施工業者の所在地や復旧資材の置き場・がれき・土砂等の仮置き場など多角的な情報を整理しておく必要があります。GISを活用した道路啓開図の作成を行い,災害時の復旧に貢献しています。

災害時に負けない法面設計を行います

 道路法面は盛土構造・切土構造とも土構造であり,地震・津波・台風などの災害により崩れてしまうことがあります。法面設計では,道路拡幅による現況の地形を変える盛土・切土構造,点検により判明した今後崩れる可能性がある法面の補強,崩れてしまった法面の補修設計等,それぞれの状況に応じて設計を行います。

担当技術者から一言

 一言で“防災”と言っても,“減災”のための法面や構造物の点検,災害発生に備え二次災害を減らすための道路啓開作成等の資料作成,災害発生後の復旧を行う災害復旧設計と多段階に渡っての業務があります。
 起こる前・起こった最中・起こった後,場所が違えば被害状況も変わります。どんな局面にあっても動じない精神力と応用力が求められる仕事です。

主な業務実績

きめ細かな防災点検で,災害の発生を未然に防ぐ

(国)429号外道路防災点検業務委託業務[兵庫県 龍野土木事務所 平成24年度]

 過去に実施した点検における要対策箇所については,防災対策が進んでいる一方で,これまでの点検で対策不要と判断された箇所からの被災が増加していることから,本業務においては,管内において既に点検を行っている箇所および新たな点検箇所も含めて,道路防災を実施しました。

斜面崩壊から修験の道を守る法面設計

大峯山公園線 地域活力基盤創造交付金事業(道路改良)設計委託[奈良県 吉野土木事務所 平成22年度]

 「県道大峯山公園線」の内、吉野郡天川村洞川地内の狭隘で斜面崩壊の危険がある区間の法面詳細設計,道路詳細設計を行いました。現地は,岩盤がタマネギ状に風化が進行していることから,面的な対策工法であるネット系の工法を採用しました。また,世界遺産である大峯山への進入路であることから,自然環境や景観に配慮しました。

その他業務実績

  • 業務名
  • 発注者
  • 設計年度
  • 概要
業務名
高野天川線災害復旧調査設計費設計委託
発注者
奈良県五條土木事務所
設計年度
平成26年度
概要

本業務は県道高野天川線のうち大塔町中原地内において,大雨に伴う道路法面崩壊部の災害復旧工事を行うため,場所打ち法枠詳細設計を行いました。

業務名
道路防災点検事業(地方道)道路防災点検業務委託
発注者
福井県福井土木事務所
設計年度
平成25年度
概要

福井土木管内の地方道(主要地方道・一般県道)を対象に,過去に実施した道路防災点検で漏れがあった箇所から新たに危険箇所を抽出し,道路防災点検を行いました。

業務名
紀南管内構造物等設計業務
発注者
国土交通省紀南河川国道事務所
設計年度
平成25年度
概要

本業務は,紀南河川国道事務所管内における一般国道42号において,台風時の安全で円滑な交通を確保することを目的に,波返し工・越波防止柵設計、海岸擁壁嵩上設計,波覆工代替施設検討,及び情報ボックス迂回設計等の構造物設計を行いました。また南海トラフ大地震に備えた紀南管内啓開図を作成しました。

業務名
災害復旧査定設計業務委託設計業務委託 その16
発注者
福井県敦賀土木事務所
設計年度
平成25年度
概要

本業務は,台風18号により被災した箇所の復旧を行うことを目的に,谷止め工の詳細設計を行いました。