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Environment 地域計画・環境・交通分野

事例紹介:交通事故対策

交通事故対策

交通事故による死者数は、全国で年間1万人超えの時代から、近年は5,000人を切るまでに減少しました。
交通量の減少や車の安全性の向上の他、安全な道路に改善する取り組みが行われています。繰り返される事故には、必ずその現場に原因が隠されています。私たちは幾度も交通事故現場の点検調査を行い、事故の「分析評価」と「対策提案」を続けてきました。
これからも交通安全対策のプロフェッショナル集団として、長年の経験を活かし更なる交通事故削減に取り組んでいきます。

担当技術者から一言

私たちがいつも何気なく通っている道路は、人や車の移動に欠かせない社会基盤です。それは、最も身近で重要な社会基盤の一つであり、私たちの経済活動を支えていることを意味しています。その一方で、毎日のように交通事故に関する悲惨なニュースが伝わってきます。我が国の交通事故による死者数は減少傾向にあるものの、実に年間約4千人(1日平均約11人)もの方が交通事故で亡くなっています。技術者には「公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮し、課題を解決する」という使命があります。まさに交通安全の仕事は、技術力を駆使して「命を守る」、ちょっとかっこいい仕事です。

主な業務実績

交通安全対策を進める検討委員会の取り組み

交通事故の要因分析と対策案の検討業務
交通事故危険箇所の対策を進めるため、検討委員会を設置して調査検討を行いました。委員会では学識者の助言を得ながら、交通事故の研究的な分析を行い、事故原因の究明に取り組みました。3カ年の調査検討の成果は行政のホームページで公表され、交通安全の推進に役立てています。

交通事故多発県での改善対策の取り組み

管内事故危険箇所対策検討業務委託
交通事故によって毎年多くの方が犠牲になっている現状を踏まえ、死者数削減が行政の重要テーマです。本業務では、死者数削減をめざし、調査検討を行いました。弊社では事故対策業務を担当し、死亡事故削減対策に取り組みましたが、成果はその後の対策実施に活かされています。

その他業務実績

  • 業務名
  • 発注者
  • 概要
業務名
吉野土木管内 事故危険箇所対策検討業務
発注者
奈良県吉野土木事務所
概要

第5 次社会資本重点整備計画において緊急的に対策の検討・実施すべきと位置づけられている事故危険箇所について、現況の把握、事故要因分析を行い、対策検討を行った。

業務名
交通事故データとりまとめ業務
発注者
国土交通省近畿地方整備局
兵庫国道事務所
概要

兵庫県内の直轄国道において、科学的分析に基づく効果的な交通安全対策の推進を図るため、最も事故分析に際して重要な基礎資料となる「事故図」を作成した。「事故図」とは、警察の交通事故データの情報(発生位置・進行方向・事故類型・当事者等)を元に所定の図面に事故のマークをプロットした図面である。

業務名
交通事故対策効果検証他業務
発注者
国土交通省近畿地方整備局
京都国道事務所
概要

幹線道路の事故危険箇所の対策立案、生活道路エリアにおける対策立案、京都府自転車道等整備ガイドライン(案)の改訂、通学路の対策進捗状況把握など、交通安全に関して幅広く種々の検討を行いました。

業務名
交通事故対策効果検証他業務
発注者
国土交通省近畿地方整備局
滋賀国道事務所
概要

所長表彰

国土交通省管内の交通事故状況・地域特性・道路環境を把握し、効果的かつ効率的な交通安全対策を立案した。また、道路管理者、交通管理者、学識経験者で組織する交通安全施策の推進を目的とした推進連絡会議の運営支援を行った。

業務名
事故危険箇所検討業務委託
発注者
滋賀県土木交通部
概要

事故危険箇所から特に緊急性が高い箇所を選定し、事故要因分析および対策立案を行った。交通事故分析にあたっては、心理学の視点からのアプローチ、ヒヤリハット事象の観測、アイマークカメラ等を用いた運転挙動調査等、様々な分析手法を活用した。