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Environment 地域計画・環境・交通分野

事例紹介:環境

環境

市街地や郊外の区別なく、道路交通や工事の振動や騒音、大気の汚れなど、不快に感じる要素が多くあります。わたしたちは、これらの環境の状況を客観的に調査し、問題解決方法を提案するなど、快適な環境を創出するためのアドバイスをしています。
また、川や道路・公園における自然と共存した快適空間の提案、貴重動植物の調査と保全対策の提案、外来種の駆除対策、環境アセスメントに関する調査・予測評価、対策検討を行っています。

生活環境問題に係るコンサルティング

当分野は、騒音・振動・低周波調査等生活環境の計測分野のパイオニアとして40年以上の実績があり、今も時代の変化に対応しながら着実に実績を積んでいます。
道路・鉄道・各種建設工事・工場事業所等に関連する環境のモニタリング調査や要因分析、予測、保全対策の検討など様々なニーズや顧客に対応しています。

環境常時監視

大規模な幹線道路の沿道では、道路に起因する生活環境の状況の把握と沿道環境保全のための基礎資料とするため、大気質、気象、騒音などの常時観測が行われています。 
私達は、信頼性の高い技術により、これらの測定局の保守点検や、信頼性の高いデータの取得などのお手伝いをしており、発注者から高い評価を頂いています。
・大気常時観測局データ整理等業務

自然環境調査

人と共に生存する動植物は、山や川だけでなく、街や公園や田畑にも存在します。これらの「生き物」と人の活動の共生・共存について、調査・提案を行います。近年は、河川公園や歴史公園の設計に自然環境や自然景観の保全に配慮するなど、新しい試みを展開しています。

担当技術者から一言

道路やダムなどのインフラ整備により、人の生活は便利になりますが、貴重な動植物の生息・生育環境を破壊してしまう可能性や、騒音や大気汚染などが人の生活に悪影響をおよぼす可能性があります。そのため、事前事後の調査や予測・評価、環境保全対策の検討が重要で、これを行うことが環境に配慮したまちづくりへと繋がります。
環境分野は、設計と違い成果が直接目に見えにくいですが、日々の生活に最も身近です。全ての分野に幅広く影響するため、広い視野を持てるようになる仕事です。

その他業務実績

  • 業務名
  • 発注者
  • 概要
業務名
大気常時観測局データ整理等業務
発注者
国土交通省
近畿地方整備局
兵庫国道事務所
大阪国道事務所
概要

国土交通省事務所長表彰計3回受賞

国土交通省の管理する国道の沿道環境の状況を日常的に把握するために設置された環境常時観測局の、保守点検や機器の更新、測定データ検証・とりまとめを行ないました。

項目:二酸化窒素、浮遊粒子状物質、PM2.5(大阪のみ)、騒音(大阪、兵庫のみ)、風向風速、温湿度、日射量、放射収支量、雨量等

業務名
騒音調査業務
発注者
国土交通省
大阪国道事務所
紀南河川国道事務所
姫路河川国道事務所
兵庫県阪神県民局
奈良県郡山土木
福井県 等
概要

道路や鉄道など騒音の実態把握や事業実施による効果評価を行うため騒音調査を実施しました。

業務名
生活環境に係る予測評価・対策検討
発注者
国土交通省
紀南河川国道事務所
姫路河川国道事務所
大阪国道事務所
概要

道路事業や工事の実施による生活環境への影響(騒音・振動・大気汚染・日照阻害)を予測評価し、保全対策の検討を行いました。

業務名
天ヶ瀬ダム低周波音測定業務
発注者
国土交通省淀川ダム
統合管理事務所
概要

天ヶ瀬ダムのゲート放流に伴い発生すると思われる低周波音の影響を把握するため、常時測定やゲートからの最大放流時等に移動測定を行い、測定結果の整理・分析を行いました。

業務名
希少猛禽類調査
発注者
大阪府安威川ダム建設事務所
兵庫県北播磨県民局
兵庫県但馬県民局 等
概要

猛禽類は食物連鎖の頂点に位置するため、生息には健全な生態系が必要です。ダム建設や道路建設による生態系への影響を把握するため、希少な猛禽類の調査を行いました。

業務名
動植物調査
発注者
大阪府鳳土木事務所
兵庫県北播磨県民局
三重県伊賀建設事務所
三重県桑名建設事務所
奈良県中和公園事務所 等
概要

河川改修事業や道路建設事業等による動植物の生息・生育環境への影響を把握するため、貴重な動植物の調査を行い、改変箇所で確認された場合は環境保全措置を行いました。

業務名
加古川大堰環境調査業務
発注者
国土交通省
姫路河川国道事務所
概要

加古川大堰に設けられた魚道における遡上調査と魚道下流における滞留状況調査を行い、魚道機能の評価を行いました。
また、地域の小学生を対象として、河川での水生生物の捕獲体験や水生生物の解説等を行う環境学習の企画・運営を行いました。

業務名
「天橋立公園松並木景観保全計画」の作成
発注者
京都府丹後土木事務所
概要

天橋立公園では、松林を「白砂青松」と呼べるものに戻すため、広葉樹林への遷移の進行を抑制し、松林として管理していくことを基本方針としています。本業務では、広葉樹伐採の影響(群落組成・光環境・景観)について調査し、広葉樹伐採計画を作成するとともに、腐植層の除去やマツの補植等の計画も盛り込んだ「天橋立公園松並木景観保全計画」を作成しました。