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Rivers and Harbors 河川港湾グループ

事例紹介:河川計画

河川計画

地球規模での気候変動、温暖化に起因していると考えられる近年の集中豪雨や異常渇水は、我が国の川の自然の営みに影響を与え、各地で人々の生活にも支障をきたしています。 私たちは、ひとつひとつの川の持つ歴史や文化、自然の営みを理解し、治水、利水、環境機能のバランスに配慮して、国民の「安全・安心・快適な生活を守るための川づくり」に取り組んでいます。
・河川整備基本方針、整備計画
・高水計画、河道計画、利水計画
・事業評価、氾濫シミュレーション
・水防基準水位の設定など。

地域の風土、文化、伝統を継承しつつ、合理的かつ効果的な河川整備計画を提案していきます

平成9年の河川法改正に伴い、これまで工事実施基本計画で定めていた内容を、河川整備の方針に関する事項(河川整備基本方針)と当面の河川の整備内容に関する事項(河川整備計画)に区分し、河川整備計画では整備内容をより具体化するとともに、地域の意向を反映する手続きが導入されました。これをうけ、全国の河川で作業が行われ、国管理河川では109水系中92水系で策定済(平成27年3月現在)となっています。しかし、自治体においては未策定の河川が数多く残されている状況にあります。 今後は自治体の河川を中心に、地域の風土、文化、伝統を継承しつつ、地域に根ざした合理的かつ効果的な河川整備計画を積極的に提案していきます。

佐野川水系河川整備計画作成 [大阪府 平成24年度]
佐野川水系住吉川周辺には、蔵やレンガ館など歴史的街並みが数多く残されていることから、周辺景観との調和、上下流の連続性、親水性に配慮した治水対策を積極的に提案しています。具体的には、目標とする洪水に対して、流域内の農業用ため池等の既存貯留施設を最大限活用し、洪水流量をカットした上で、カットしきれない洪水流量を河道改修(掘削による断面拡大)により、安全に流下させようというものです。
なお、本業務は当社の取組みが評価され、大阪府から業務表彰を受賞しました!

担当技術者から一言

普段、穏やかに流れている川は、ひとたび大雨が降ると暴れだし、人々に災害をもたらすこともあります。そんな危険な一面をもつ川でも、人はまたそこに集まり、水を汲んだり、捨てたり、耕作したり、魚を釣ったり、散歩したり、景色を楽しんだりと様々な営みを行います。私の仕事は、人より少し川のことを勉強し、経験して、人がいつでも安心して、川の恩恵を享受できる環境を整えることだと考えています。そのために、川そのものや、川を取り巻く様々な利害関係者と真摯に向き合い、対策を提案するとともに、人々に川との付き合い方や、川の恐ろしさを伝えることも重要な使命と考え、日々、仲間と切磋琢磨して仕事に励んでいます。

主な業務実績

河川整備計画策定における住民との合意形成プロセスの支援

大和川水系西除川ブロック 河川整備計画 [大阪府 平成23年度]
平成9年の河川法改正において、河川整備計画の策定には、地方公共団体や地域住民の意見を反映するための合意形成過程が義務づけられました。本業務では、大和川水系西除川ブロックの河川整備計画の内容に対する流域住民の意見を広く募集することを目的に、河川整備計画説明資料の作成、資料縦覧の手配、住民説明会開催における運営支援等を行い、住民意見の集約、計画への反映について検討しました。

氾濫シミュレーションによる洪水リスクの一般住民への周知

淀川水系箕面川 氾濫解析検討 [大阪府 平成24年度]
大阪府では、人命を守ることを最優先に、様々な降雨により想定される河川の氾濫や浸水の可能性を府民にわかりやすく提示することとしています。本業務では、箕面川(12.40km)、石澄川(2.26km)、茶長阪川(1.15km)区間において、10、30、100、200年に一度降るとされる降雨に対して氾濫シミュレーション(流出解析、氾濫解析)を実施して、洪水リスク表示図を作成しました。

その他業務実績

  • 業務名
  • 発注者
  • 設計年度
  • 概要
業務名
神崎川外氾濫危険水位検討業務
発注者
大阪府
設計年度
平成26年度
概要

流域に多くの人口、資産を抱える神崎川、安威川において、洪水時に自治体が避難指示等の判断を行うための「はん濫危険水位」「避難判断水位」「はん濫注意水位」「水防団待機水位」を設定した。

業務名
余野川河川整備計画検討委託
発注者
大阪府
設計年度
平成25年度
概要

猪名川、余野川等、計13河川(大阪府管理区間約54.2km)の河川整備計画策定に向けて、主に治水対策における課題の抽出、当面の整備目標及び河道改修等の整備内容を検討した。

業務名
佐野川水系河川整備計画作成委託(その2)
発注者
大阪府
設計年度
平成25年度
概要

佐野川、住吉川、雨山川(大阪府管理区間約9.2km)の河川整備計画策定に向けて、調整池整備、農業用ため池治水転用等の治水対策検討、住民説明資料の作成及び説明会の運営支援を実施した。

業務名
広域河川改修工事設計委託(事業再評価)
発注者
福井県
設計年度
平成24年度
概要

福井県を流れる二級河川井の口川の河川改修事業の継続妥当性を判断するための基礎資料として、事業実施前後の洪水による被害額(事業効果)、事業費を整理し、費用対効果を検討した。

業務名
王子川氾濫シミュレーション解析
発注者
大阪府
設計年度
平成24年度
概要

河川の氾濫による洪水リスク表示図を作成することを目的に、王子川と新王子川(延長約1.49km)を対象に、流出解析及び氾濫解析を実施するとともに、治水対策案を検討した。

業務名
和田川上流排水検討
発注者
和歌山県
設計年度
平成23年度
概要

和歌山県の二級河川和田川上流地区の湛水防除を目的とした事業構想(農林水産省)策定に向け、排水路の流下能力確認、流出解析、排水解析により施設の検討、概算工事費の算定を実施した。

業務名
広域河川改修設計
発注者
福井県
設計年度
平成22年度
概要

福井県の二級河川井の口川において、河川測量、現況流下能力把握を行い、効率的、効果的な事業計画立案を行うとともに、流下能力が不足する箇所の河道改修設計、床止工予備設計を実施した。