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Rivers and Harbors 河川港湾グループ

事例紹介:防災設計

防災設計

急峻な山地を切り拓き都市化が進展した結果、私たちの生活は自然災害リスクと常に隣り合わせです。しかし、全てのリスクに対してハード整備で対応することは困難であり、「減災」も視野に入れたソフト対策の重要性が増しています。 私たちは、これからも人々が「安全」「安心」に暮らせるよう、ハードとソフトの両面を考えながら日々「防災に関する調査・計画・設計」に取り組んでいます。
・斜面崩壊対策、地すべり対策
・道路防災対策・落石対策など

斜面崩壊を防止し、安心して暮らせるまちづくりをめざします

薬水地区急傾斜地設計 [奈良県 平成22年度]
民家の背後地に広がる斜度40度の急峻な斜面について、住民の安全な暮らしを確保するための法枠工及び待受式重力式擁壁の設計を行っています。地形条件および土質条件から災害規模、被害区域を設定し、経済性・施工性に優れた対策工法を提案しています。

広域防災拠点の早期整備により、大規模災害に確実に備えます

伊勢志摩広域防災拠点設計 [三重県 平成20年度]
災害時の広域防災拠点としてヘリポートの設計を行っています。ヘリコプターの飛来時の騒音を把握するために、自衛隊の協力を得て実際にヘリコプターを飛ばし、騒音解析を実施したうえで、詳細設計を実施しています。

担当技術者から一言

『シェイクアウト』に注目!
御嶽山の噴火再開や東日本大震災、想定される南海トラフ地震や首都直下型地震対策などで自然驚異(特に地震対策)に対して、“いざという時の”防災対処に関心が集まっています。あなたは、このいざという時にきちんとした対処がとれる自信がありますか?自宅、職場、通勤中の電車や車で、お昼の飲食店で…。どこで災害に遭うかわかりません。今、「シェイクアウト」という防災訓練方法が各地で注目されています!

主な業務実績

道路通行および施工時の安全性に配慮した斜面対策の提案

国道482号 道路法面設計 [兵庫県 平成24年度]
国道482号の県境付近に約6kmに渡る通行止め区間があります。この区間は、豪雪地帯であり、雪解け時期には雪解けと共に落石を引き起こすため、通行の安全性を確保するために斜面対策および落石・雪崩対策工を計画しました。 また、一部区間では風化の著しい巨岩が道路にせり出しており、安全に掘削除去する工法を提案しました。

効果的・効率的な対策工法の提案

小島地区急傾斜地設計 [兵庫県 平成26年度]
海が近い県道3号に面した集落の背後斜面は、海からの潮風が強く吹き込み、冬季には雪も降る厳しい環境にあります。民家の裏山斜面は一部、岩盤が確認できますが、非常にもろくなっており、幾度となく落石被害が発生しています。写真の対策工は既に設置されているもたれ式擁壁と落石防護柵です。今現在、最もよく使われている対策施設の一つであり、地域住民の安全な暮らしを日々まもっています。

自然環境・景観に配慮した対策計画の立案

竹生島治山計画業務 [滋賀県 平成23年度]
琵琶湖に浮かぶ竹生島。ここはカワウの被害により自然林が消失しかけた歴史があります。竹生島は特有の自然環境をもっており、治山事業の取組として自然林の保全事業がはじまりました。荒廃した斜面の復旧にあたり、その発生要因などを調査し、全体計画を策定しました。写真の建物は、国の史跡に指定されている竹生島神社です。こうした景観にも十分配慮した安全な対策工計画を立案しています。

その他業務実績

  • 業務名
  • 発注者
  • 設計年度
  • 概要
業務名
(急)小島地区調査設計業務
発注者
兵庫県
設計年度
平成26年度
概要

測量および土質調査を実施し、急傾斜地対策の詳細設計を実施した。落石被害が頻発しており、非常に危険な状態であったため、斜面対策に加えて落石調査およびそれに基づく対策工設計を行った。

業務名
(国)482号道路法面工予備設計業務
発注者
兵庫県
設計年度
平成24年度
概要

約6kmにわたる通行止め区間の早期通行開始を図るため、現地調査を実施し、道路災害防除計画の立案を行った。対象区間内の対策緊急度を併せて検討し、路線全体の事業スケジュールにも配慮した計画とした。

業務名
単独治山基礎調査業務委託
発注者
滋賀県
設計年度
平成23年度
概要

事業区域内に生育している木本類を調査し、今後の治山事業の基礎資料を得ることを目的とし、各種要因について調査を行い、総合的な評価・考察を行った。

業務名
治山計画業務委託
発注者
滋賀県
設計年度
平成23年度
概要

山腹荒廃地について復旧治山事業の実施にあたり、荒廃の発生要因および土壌調査等から必要とされる対策を、現地特有の自然環境に配慮しつつ、総合的に分析・検討し治山事業の全体計画策定を行った。

業務名
薬水地区急傾斜設計
発注者
奈良県
設計年度
平成22年度
概要

土砂法に基づく急傾斜地において、地域住民の安全性を確保するために現地調査を実施し、効果的な対策工法の設計を行った。採用工法は地形条件等から待受式の重力式擁壁タイプを選定し、併せて効率的な施工方法の検討を行った。

業務名
尼崎西宮芦屋港阪神南地域防災拠点基盤整備設計業務
発注者
兵庫県
設計年度
平成18年度
概要

防災拠点に関連する施設の詳細設計である。周辺構造物の高さ、風向き、救援物資の荷捌き場の配置等を考えながらヘリの進入ルートを設定し、災害時の救援ヘリの臨時離着陸場・救援物資の荷捌き場等の詳細設計を行った。